poorhotelmanの日記

ボンビーホテルマンが、FXの相場の話をします。

トレード勝つ人負ける人②

皆さんはトレードをしていく上で株(信用取引)にしても為替にしても、先物にしても暗号通貨にしても上がるか下がるかを予想するのになぜ負ける方が、9割以上なのかを考えたことはありますか?
今回は負ける仕組みに焦点をあてていきます。

②負ける方は手数料の計算と維持率を忘れて勝負に臨む。

上で説明した通り全ての金融商品には売買手数料が掛かります。
この手数料が有る限り殆どの方は最初に相場が自分の思った方向と逆行し出すと、すぐに損失を抱える事になります。

この際に心理的にはまだ数pipsだと考えて自分が思い描くシナリオに動くと思いポジションを持ち続けます。
結果的に自分が思い描くポジションに動けば後はどこまで利益を伸ばせるかも大事ですが、ここでも心理的に邪魔する者が出てきますが、今回は負け続けて逆行するケースに焦点をあててますので、別の機会に話します。シナリオと逆に動き続けた後の末路を続けます。

先程数pips動いた後に含み損が徐々に増えていき10pips超えたとします。
心理的にはまだ大丈夫問題無いと思う方が多いですし、私自身も10pips踏まれる事はよくあります。(・д・)

単純に資金的に余力無い方は最初に厚く張りすぎて、30pipsもすればロスカットされる方は結果的には幸せだと思います。

ポイントになってくるのは資金力があってこの後ナンピンする方ですね。
まだ証拠金も余裕だし、ナンピンして耐えようとする方ですね。
あまりボラが無い通貨【ドル円、ユーロドル】辺りであればナンピンでもしのげる時はあるかも知れません。

しかしボラがある通貨【ポンド絡み】は10pipsや20pipsでナンピンをするのは良くないです。
理由としてはナンピンする場所が浅すぎるかつ、ナンピン1回する毎に証券会社に手数料を払う事になります。
ドル円やユーロドルであれば証券会社によりますが、0.2-0.4銭位ですかね?

ポンドに関しては証券会社によりますが0.8-1銭位ですかね?
ここでも手数料が取られます。

しかしナンピンした事で一瞬安堵してしまい更に自分の動きが詰まっていきます。
まだ資金に余裕がある方は、30pipsから40pips逆行するのをまだじっと耐えて更に追加でナンピンします。
ここから先は繰り返しになるので、説明せずとも結果が分かりますが、また手数料を払いナンピンする。
それでも戻らない、ナンピンするポジションが膨らみすぎる、手数料も払い続ける悪循環で資金が限界に達すればパンクします。
おそらくこの手数料が無ければまだ相場に身を置く方の6-7割が負けるだけで済むと思うのですが、実際は手数料を払う所から始まるので勝つのが厳しいの現状がありますね。

勝っている皆さんは大丈夫です。
負けている方は今一度振り返ってご自身のトレードが細かくナンピンして手数料を払い続けて負けてないか確認をされて見て下さい。